学習記録

擦り傷と湿潤療法

台風19号による被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

関東に上陸する可能性があるという報道を受けてから、スーパーに買い出しに行ったのですが、殺気立っててすごかったです。でもなんとか週末の分の食材を確保することができました。この週末は幸いなことに抱えている仕事がなかったので、データのバックアップ、クラウドへの保存、パソコンを高い場所に避難させて、台風が過ぎるまでは本を読んだり、シュレッダーをしたり(←これ、以外と時間がかかるんです)して過ごしました。

私が住んでいる地域はとにかく風がすごかったのですが、少なくとも近所では大きな被害はありませんでした。

運動会での擦り傷

台風が去った翌日日曜日は晴天。園からも「運動会は予定通り行います」とのことだったので、じいじ、ばあばたちに連絡。みんな分の弁当をあわてて作って、いざ運動会へ。

子どもの幼稚園では父母による競技もあるのですが、ここで夫がパパ同士の綱引きで転倒、そのまま引きずられてしまい、身体の右側一面にかなりの擦り傷を負ってしまいました。
病院に行くほどではなかったので、ひとまず応急処置で消毒→ガーゼで手当をし、そのまま帰宅しました。
夜にガーゼを取り替えようとしたら、ガーゼが傷口にひっついて、夫は顔をゆがめてばかり。取るのも大変でした。擦り傷の手当の仕方はこれで合ってるのかな?と思って調べてみたら、「擦り傷の治し方」という記事にたどり着きました。今は湿潤療法というのが一般的なんですね。

※程度によっては医療機関を受診した方がいい場合がありますので、不安なときはきちんと受診してください。

この記事の中に「ハイドロコロイド」と「ハイドロポリマー」という単語が出てきて、興味があったので調べてみました。

市販されているもので、有名なのはJohnson & Johnsonのキズパワーパッドで使用されている素材です。

 

湿潤療法とは

これもJohnson & Johnsonのホームページにわかりやすく説明されていました。

(出典:https://www.band-aid.jp/kizupowerpad

傷をしっかり覆い、潤いを保ってきれいに治すという療法で、傷から出される体液(滲出液)によって、傷を早く治すということですね。

参考にした特許

【公表番号】特表2004-520096
【公表日】平成16年7月8日
【発明の名称】ヒドロゲル創傷被覆材
【出願人】
【氏名又は名称】ジョンソン・アンド・ジョンソン・メディカル・リミテッド
【発明者】
【氏名】アディソン・デボラー、シルコック・デレック・ウォルター

【公開番号】特開2009-89837
【公開日】平成21年4月30日
【発明の名称】創傷被覆材
【出願人】
【氏名又は名称】出光テクノファイン株式会社、泉工医科工業株式会社
【発明者】
【氏名】田島 武治、草本 伸夫、大山 茂、神谷 勝弘、加来 永一

ポイントとしては、保水性、吸水性、フィット感が使用者にとって良いように、いかに発明していったか、ということですね。傷を治すには潤いを保つことが必要だけれども、適度に体液を吸収しないと、漏れて衣類やシーツを汚すこともあるので、そこのさじ加減が難しい、といったところでしょうか。

普段は「パパ、あっち行ってて」と子どもに邪険に扱われている夫ですが、今回のけがでは絆創膏やら薬を持ってきて甲斐甲斐しく手当をしているので、夫はデレデレです。
まさに怪我の功名。

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